世界的ベストセラー「サピエンス全史」で著者のハラリは、人は「物語」という情報を通して文明を発展させてきたと述べています。
事実、わたしたち人類は、神話や社会風土といった物語を共有することで、同じ価値観や感情を共有して共同体として発展することができました。
人は感情の生き物。心が動かなければ、学習も行動も協力もできません。その心を動かすのが「物語」だからです。
その特性を利用して生まれたものが、
と呼ばれる手法です。
例えば「強い日本を取り戻す」という物語を掲げて、人を扇動する。現在は、政治の世界もナラティブマーケティングで人をコントロールする手法が当たり前になりました。
これまでは詐欺や情報商材、またはスピリチュアルといった分野で悪用されてきた手法が、堂々と使われています。ネットとスマホの民主化もそれを手伝っています。
この社会の中で無防備に立っているのは、非常に危機的なことです。
残念ながら、これまでの日本の教育では、こうした仕組みを学ぶ機会はありません。行動経済学や人間の行動原理、自分を客観視するメタ認知——本を読めばわかることかもしれないが、多くの人はそこに触れる機会すらありません。
結果、知識を持っている側のやりたい放題になっているのが、今の社会です。
小山田まき通信では、政治・経済・マーケティング・スピリチュアルの裏側にある物語構造を解体して、何が起きているのかを本音でお伝えしていきます。